「津軽」を読んで

太宰治の『津軽』は 
「私は津軽に生れ、二十年間、ここで育ちながら、金木、五所川原、青森、弘前、浅虫、大鰐、それ以外の町には行ったことが無かったのである」と始まる紀行文。
太宰は知人や親戚と会い酒を酌み交わし津軽を旅をする。
結構楽しんで旅する様子が明るく描かれていた。 
読んでいて暗いイメージしか持っていなかったので以外な感じがし又ほっとした。 

小説の最後に小さい時育てられた「たけ」という乳母に小泊へ会いに行く太宰。
たけは病身の母に代わって、幼い太宰の世話をし 多数の本を読ませて教育したとか。
太宰にとっては母そのものような人だったようだ。
20数年ぶりに再会したふたり 抱き合うでもなく泣きあうでもなくたんたんと平穏に語り合うふたり、
でもそれがかえってせつなくてじーんとした。
太宰は「たけ」と話すうちに自分が兄と性格が異なるのは、たけに育ててもらったためであると思う。
自分に自信がなく、その反面、無遠慮に押しが強くなるという津軽人の特有の気質は、たけからもらったものだと気づく。

この津軽から9年後、太宰は生を断つ
「たけ」はこのことをどんな風に受け取ったのでしょう。

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おまけ~2014年 金木の太宰の生家 斜陽館へ行きました
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その頃 太宰が着ていたであろう黒いマント風の着物を借りてパチリf0148632_1857557.jpg
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Commented by 津軽のふるさと at 2017-10-31 19:41 x
津軽と聞くと美空ひばりさんの津軽のふるさとを思い出します。みちのくの寂しい郷愁を感じるひびきです。太宰治さんの名前を聞くと同じようになまり言葉が懐かしい。まもなくじっちやまもばっちまもしばれる冬が来る なんてね。
りんごのふるさとは北国の果て うらうらと山肌に〜 この歌は好きで2つ下げて歌います。たか

Commented by kyokosank at 2017-10-31 20:05
「津軽のふるさと」様 コメント有難うございます。
美空ひばりさんの「津軽のふるさと」いいですね~
自分では唄えないけど じ~んとする歌声です。
しばれる冬 ストーブ列車なんて乗りたいです。。
りんごのふるさとは北国の果て うらうらと山肌に〜2つ下げても歌えそうにないです。今度 唄ってください!
Commented by たか at 2017-10-31 20:25 x
は〜い。
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by kyokosank | 2017-10-29 19:02 | Trackback | Comments(3)

気にいった写真をちょっと 時々ブツブツ


by kyokosank